December 20, 2010 2:39 PM  From: HOWL

TITLE:MOVIE REVIEW

前回に引き続き今回は、スタッフが今年出会った映画をご紹介します。

[MANABU]
「ザ・ウォーカー」

予告編の映像を観た時からずっと気になっていた映画です。
迫力のある音と映像でどっぷりとストーリーにのめり込んでしまいました。
見所は「座頭市」を参考にした戦闘シーン。
ラストのオチにも注目です。


[SHINYA]
「アウトレイジ」

北野武監督。それだけでしっかり映画館で見ようと決めました。

ヴァイオレンスという言葉がこれほど似合う映画もないのではないでしょうか。

「死に方から考えて、あとは物語を付け足す。」と言った北野武監督の言葉がその通りだなと感じたのは、
とにかく、死の見せ方、表現が本当に「痛い」。

思わず目を背けてしまうような演出を大きなスクリーンで見てしまったから、いつまでも頭から離れない。

物語自体は単純で、頭に入りやすく、その分、ヴァイオレンスが際立っているのかもしれない。

また、今までの北野映画のお馴染みのキャスト達がこの映画には出演していない。

新たなキャストで、新たな暴力を生み出したこの作品は、エンターテイメントとは程遠いけど、男なら楽しめる映画です。


[TOGAWA]
「太陽がいっぱい」

仏1960年公開
ルネ・クレマン監督・主演 アラン・ドロン

何もかもが美しく、儚く汚い。

自分の無いものを持っている人間になってみたい。
そう思った事はありませんか?

テーマ曲から全ての描写まで最高傑作な映画です。


[ZEKI]
「ハリーとトント」

古き良きアメリカ映画をご紹介。
僕はネコが大好きなので、まずジャケットで手が伸びました。
・・・そして見終わった後には即DVDを購入。
物語は1970年代。老人が飼いネコを引き連れアメリカを横断する旅。
そこで出会う数々のドラマ・・・。
気になる方は是非ご鑑賞ください。


[KIYO]
「(500) Days of Summer」

Zooey Deschanel(Death Cab For Cutieフロントマン・Ben Gibbardの奥さん)が演じるサマーのキャラクターと、劇中の音楽が良かったので、挙げてみました。


[HOWL]
「Micmacs」

アメリで世界中を沸かせたジャン=ピエール・ジュネの最新作。
セピアカラーの色味にまずやられます。
独特のストーリーテンポは流石で、様々なキャラクターの個性も凄過ぎて笑わせてくれます。
「世界が平和でありますように」のキャッチコピーから伺える様に、戦争に対してのアンチテーゼも表現されています。
一緒に暮らす仲間達のいたずらで進んでいく物語。
ヒューマンドラマの様にも見え、ほんわか優しい気持ちになります。